楽天ポイントで投資信託を買うのは実際どうなのか
実は今までは楽天証券で、資産運用の専門家が運用する金融商品である「投資信託」という商品を買おうと思った場合は、手持ちの現金でしか購入する方法がなかったのです。
「楽天証券の口座を開設したものの口座の中にお金が入っていない!」というよくある状況下であったとしても、投資信託を楽天スーパーポイントで買えます。つまりこれは、楽天スーパーポイントが現金とほぼ同等の価値になったということをあらわしています。
その上で、投資信託を買うための代金の一部分に楽天スーパーポイントを充てるということもできてしまいます。
実際に買った投資信託はのちに売ってしまえば現金に戻すことができるので、これだけのために楽天証券の口座を作っておいたほうがいいんじゃないかっていうぐらい画期的で素晴らしいサービスのひとつなのです。
ここからは、投資信託を楽天ポイントを使って購入するメリットとデメリットについて紹介して行きます。
楽天ポイントで投資信託を買うメリット
- 実質0円から始められる
- 100ポイント(100円)から買える
- SPU対象
- NISA・つみたてNISA枠が使える
順番に見ていきましょう。
①まず、楽天ポイントというのは、ドコモのdポイントなどの他社ポイントサービスに比べて圧倒的に貯まりやすいという特徴があります。楽天カードを持っている人は知らない間にポイントが貯まっていた、なんてことも珍しくありません。そんなポイントを利用して投資信託を買うので、自分からの持ち出しがありません。つまりリスクゼロで始められるのです。
②次に楽天証券の投資信託は100円から買うことができる点。楽天ポイントなら100ポイントから。これは投資へのハードルがとても低いことを表しています。つまり学生や投資初心者の方にも簡単に始められるということです。
③SPUとは楽天スーパーポイントアッププログラムと言って、楽天市場のお買い物がいつでもポイント最大15倍になるプログラムです。楽天カードもしくは楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカード、楽天銀行、楽天証券、楽天アプリ、楽天モバイルなどを使うことで最大15倍のポイントがもらえます。条件としては
- 1ポイント以上利用する
- 毎月1回、投資信託を500円以上購入する
- 楽天スーパーポイントコースに設定する
この3つですが、毎月500円以上の投資信託を購入というのは、1ポイントでも含まれていれば問題ないので、500ポイントを用意する必要はありません。なので、条件をクリアするハードルはかなり低いです。
④この楽天ポイント投資ではNISA・つみたてNISA枠が使えます。NISA・つみたてNISAとは利益に対してかかる約20%の税金が非課税になる制度のことです。
楽天ポイントで投資信託を買うデメリット
- 期間限定ポイントは使えない
通常のポイントとは異なり、限定された有効期限がある「期間限定ポイント」を楽天証券の投資信託の購入代金に充てることはできません
楽天ポイントで投資信託を買うべき?
- やったことはないが投資に興味がある。
- 投資に興味があるが、リスクが心配。
- 持て余している楽天ポイントがある。
上記に当てはまる人は楽天ポイントで投資信託を買うべきだという結論になります。
楽天ポイント投資は初心者でも大丈夫?
結論から言うと、100円という超少額から投資できるため、全くの投資未経験者でもお試し感覚で始められます。つまり楽天ポイント投資は投資初心者でも全く問題ありません。
楽天ポイントの使い道で投資は有り?
投資信託の買い付けに楽天ポイントを使うのが有りか無しかで言えば、断然有りだと思います。ポイントを通常のポイントとしてだけ使うのもいいですが、ほとんどは知らず知らずのうちに貯まっていて何にも使われずにそのままなだけでしょう。であれば、投資に回すというのは有りだと思います。
楽天ポイントでの投資信託のやり方・買い方・始め方
- まずは楽天証券にログイン
- 「投資信託」のメニューから購入する投資信託を選択します
- 投資信託購入画面にて、購入を楽天ポイントでするように設定します
大まかには上記のような手順になります。楽天証券にログインして、購入したい投資信託を選択し、注文時に楽天ポイント使用で買うことができます。
楽天ポイント投資でおすすめの投資信託はこれ
投資信託は好みなので基本的には何を買っても問題はありませんが、オススメは手数料が無料で購入できる投資信託です。さらに、もっと手堅くいきたい人には「楽天・全世界株式インデックスファンド」あたりが無難でいいと思います。
楽天ポイント投資の攻略法
初心者が楽天ポイント投資を攻略する方法はこれです。
- 通常ポイントはポイント投資で投資信託を買います
- 楽天市場で買い物をするときは「期間限定ポイント」のみを使います
この方法を使うとかなり効率的です。
楽天ポイントで投資した場合の手数料は?
楽天証券のポイント投資で購入できるのは「投資信託」で、投資信託の投資で発生する手数料はおおまかに「販売手数料」「信託報酬」の2つがあります。販売手数料に関しては無料のタイプが近年増えています。
楽天ポイント投資で利用できないポイントとは?
期間限定ポイントは利用できません。楽天ポイント投資で投資信託に使えるポイントは今のところ通常ポイントのみです。
楽天ポイントで投資したときの上限は?
楽天証券ポイントから投資信託を購入する際の利用上限はありません。
楽天ポイントで投資するときのつみたてnisa(ニーサ)はどんな感じ?
「NISA口座」や「つみたてNISA口座」でも利用できるのが楽天のポイント投資です。NISA口座は申し込みが必要です。「NISA口座」と「つみたてNISA口座」の違いは、NISA口座で投資すれば売ったときに出る利益が毎年120万円まで最長5年間が非課税になります。つみたてNISAは、少しずつこつこつと貯めたお金の運用益が非課税となり、1年間で投資できる上限は40万円までですが、最長20年間の積み立てが可能です。
楽天ポイントで投資したときは積立るのがいい?
お金を少しずつ貯めたり、蓄えたりすることを積立るという言い方をします。楽天ポイントで投資をするときは100ポイント(100円)以上、1ポイント単位で積立設定可能という特徴があります。ポイント+現金での積み立ても可能なので、1000ポイント+4000円=計5000円で毎月コツコツ投資できるのが特徴です。つまりどういうことかと言うと、毎月コツコツといった投資をしていきたい人の場合には楽天ポイントを利用して積立てるのがいいということです。
楽天ポイントで楽天証券を買う投資は実際どう?
楽天ポイントを利用して、楽天証券の投資信託を買う投資は、投資初心者にとってはとてもいいです。特に楽天ポイントの使い道に困っているならなおさら、あるものは上手に使ってお得に生活したいですよね。