積立nisa

積立NISA おすすめしない

つみたてNISAをおすすめしない理由は、投資対象が選びづらいから!


つみたてNISAは投資対象が選びづらいという理由で「めんどくさいな~」と感じる人が多いようです。

投資対象が選びづらい理由として大きく3つあります。

・対象商品が他人まかせ
・手間がかからない商品は対象外
・他の口座と合算できない

と、わりとリスクなことも多いんですよね~。

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

1、対象商品のほとんどが、難易度高めの他人まかせ


つみたてNISAの対象商品は、運用の専門家に全部お任せの難しい商品です。

「コストがかからない」「長期間の運用に向いている」など、国の厳しい基準をすべてクリアした162本(2018年10月31日時点)が対象ですが、投資である以上、必ず利益が出るという保証はありません。
自分で考えることができずにお任せしてしまうのは、不安がありますよね。

また、個別の会社の株式などに投資することはできません。
集めた資金をどのような対象に投資するかは、専門家におまかせすることになります。

自分で考えて選んだり、会社の株式に投資したい人にとってはデメリットですが、初心者にとっては、選択肢が少ないことで選びやすいとも言えます。

2、知識いらずで手間がかからない商品は、対象外になっている


つみたてNISAの対象商品の中で、投資商品の売り買い専門所から資格をもらっている商品は3本だけです。

この商品は、魅力が多く、
・売買するときの手数料が安い
・注文した時間によって値段が変わるので、いいタイミングを選んで売買できる
・所有している間の、管理代行手数料が安い
などがあります。

投資対象は、日本だけでなく世界に広がり、投資しにくい国や資産に手軽に投資できる商品ですが、つみたてNISAでは、ほとんど対象になっていません。
これはデメリットとも思えますが、つみたてNISAの選抜には、そもそも厳しい制限があり、面倒な資格をわざわざとる必要がないのです。

3、他の口座の利益・損失と合算できないというリスクがある


つみたてNISAの口座の利益・損失は、他の口座とまとめて計算することができません。

投資の口座を複数持っている場合、通常は、それぞれの年間の利益と損失を合計して税金の負担を減らす仕組みがありますが、つみたてNISAは対象外だからです。

例えば、A口座でプラス30万円、B口座でマイナス10万円となった場合、 それを合計してプラス20万円となり、この20万円が課税対象です。
しかし、つみたてNISAは、他の口座と合計することができないため、A口座でプラス30万円、つみたてNISA口座でマイナス10万円だった場合、A口座の全額30万円が、そのまま課税対象となります。
なので、複数の口座で投資を行う場合に、つみたてNISAのデメリットとなってしまいます。

そのかわりに、つみたてNISA口座で出た利益には、税金がかかりません。
通常は利益に対して、20.315%かかる税金が0ですむのは、大きな違いです。


つみたてNISAは投資対象が選びづらいという理由で面倒に感じていた方も、リスクについて正しく知ることで、商品を選びやすくなります。

先入観にとらわれずに考えて、自分にあった投資先を選んでくださいね!