楽天ポイントで投資した場合の税金は種類による!(結論)
前提として、楽天は2種類のポイント投資サービスを展開しています。
- 楽天ポイント運用(非課税)
- 楽天証券のポイント投資(課税)
どちらも「楽天スーパーポイント」というポイントを使って運用するサービスですが、両者は微妙に異なります。
その微妙に異なる点のひとつに税金の違いがありますので、詳しく解説していきます。
楽天ポイント運用で投資したときは税金はありません(理由)
まず1の「楽天ポイント運用」は、正式には「ポイント運用 by 楽天PointClub」と言いますが、この記事ではわかりやすく「楽天ポイント運用」とします。
この楽天ポイント運用の結果、利益が生じた場合でも「非課税」になります。なので確定申告等は不要です。
それ以外にも、口座開設不要で誰でもすぐに始められるというメリットもあります。
楽天証券のポイントで投資する場合は税金がかかります(理由)
こちらは、楽天証券で販売している商品の購入費用に、保有中の楽天スーパーポイントを充当できるサービスを指します。つまり投資額に現金の代わりにポイントを使うことができるという訳です。
「楽天ポイント運用」と違って、楽天証券のポイントで投資をした場合、投資利益の約20%の税金がかかってきます。
こちらも楽天ポイント運用と同じく、確定申告の必要はありません。
また、楽天証券の証券口座(現金の預入れや払戻しも可能で、自分が購入した株を預けておくこともできる口座)を作らないといけないという手間が発生します。しかし、口座開設時にかかる費用や維持費は無料です。しかも楽天証券は口座開設時にポイントがもらえるというメリットがあるので、デメリットは手間だけです。
楽天証券のポイントで投資するときに税金をかけない方法(理由)
開設する証券口座の中でも「毎年40万円まで」、「期間20年」の非課税な枠が設けられた制度である、「つみたてNISA口座(非課税投資枠が設けられた制度)」を選択して開設すれば、利益が出ても最長20年間は非課税にできます。